関東サマフェスから国立劇場まで

豪雨による被害が相次いでいたため、更新を控えておりました。 中でも広島市の土砂災害の被害の大きさには胸を痛めております。広島市は2年後の全国大会の開催地、他人事ではありません。心よりお見舞い申し上げます。 さて、夏休みも終わろうという、先週から今週にかけて、高校演劇公演行事が続いています。先週月曜日リハーサルの日に書いた「関東高校演劇サマーフェスティバル」、無事盛況のうちに20日(水)21日(木)と本番を終えました。北千住のシアター1010、素晴らしい劇場なのです。 同じ北千住の、東京芸術大学北千住校舎で同時並行的に行われていたのが、F/T14(フェスティバルトーキョー2014)の関連企画である、「7日でつくる『もしイタ』」でした。この「7日でつくる」シリーズ、「河童」とか「ともことサマーキャンプ」とか地元青森や札幌でやっていたのですが、東京初上陸です(たぶん)。その発表公演の初日(23日土曜日)に伺いました。(北千住はウチから近くていいなあ。) 何でも月曜日に初顔合わせ、エチュードしながらキャスティング、火曜日は各自セリフを完璧に覚え、水、木、金と3日間の練習で、土、日の3ステージ発表と、作者同様過激なスケジュール。しかし時間がなければないほど、過激にマゾヒスティックに燃え上がる、高校生と作者なのでした。やればできてしまう。新作を初めて人前で上演した時のような、どんな反応があるかわからない、手さぐり状態で演じる高校生たちに、新鮮な感動を覚えましたね。「今、できました!」と言うラーメンのような湯気が出ている感じが、いいのでした。 聞けば、同じF/T14企画で11月28〜30日に青森中央が東京で『ロボむつ』『もしイタ』の2本を上演するとのこと。そう言えば、青森中央は今週も本日28日から4日間東京入りだ。作者は1週間東京に滞在し、帰って新学期を迎えて、また今日から東京である。この方は年に何回青森~東京(他の地区も)を往復するのだろう。移動も過激である。 そして、本日から4日間、優秀校東京公演のために国立劇場に通う。本日と明日はリハーサル、30日(土)31日(日)が本番である。この31日(日)終了、9月1日(月)2学期開始という日程が一番きついのです。で、まさに今年がその日程。ま、いいか。国立で2013産高校演劇の総仕上げといきましょう。あ、でも和太鼓、郷土芸能、日本音楽もすごいですからね、と一応気を遣う。 IMG_20140821_112832                  今年もシアター1010はたくさんの方々に来ていただきました。 IMG_20140821_190539                            第20回サマフェス、二十歳のお祝いです。 IMG_20140828_091126                            こちらは本日9時30分の国立劇場。観客ではありません。劇場入りを待つ、上演校の皆さんです。全国各地から集まっています。あいさつ、あいさつ。気持ちがよい。 IMG_20140828_091203                         バスも IMG_20140828_091219                        トラックも劇場集合。 IMG_20140828_091536                             トラック集合の写真の横になぜか写る、久留米大附設のO顧問。なぜか前述の過激移動顧問と風貌が重なる。 IMG_20140828_103932                            劇場入り後の附設。O顧問はやっぱり顔が半分写るのが好きらしい。 IMG_20140828_104006                                    反対側には、北海道から来た大麻高校がいた。九州ブロックと北海道。今年もこの組み合わせが実現。東京は涼しくてほっとしていることだろう。 IMG_20140828_140843                           郷土芸能のリハも観た。文部科学大臣賞の富山県立南砺平高校郷土芸能部。 IMG_20140828_201720                               20時30分、最後のリハだった滝川二高が劇場を出る。これぞ「いぐりんとその仲間達」ではないか。満面の笑み&ピース。サービス精神旺盛、かつリハが終わってほっとしたのだろう。
タイトルとURLをコピーしました