出場校打ち合わせ会でのあいさつ

4月4日(土)16時 出場校打ち合わせ会全体会 あいさつの時間をいただいたので、このような話をしました。

 

「みなさんはこの時期『全国大会出場おめでとう』と言われるたびに、以前のような純粋な喜びではなく、むしろプレッシャーを感じるようになっているのではないでしょうか。/全国大会はうれしいけど、主役だった3年生たちが抜けてしまった。後に残された自分たちがその役を演じなければならない。果たしてできるだろうか。/新入生が入ってこないと、出演者やスタッフが揃わない。果たして新入生は入部してくれるのだろうか。/部活を夏まで続ける。自分は3先生だ。進路は?受験勉強はどうしよう。/新しいメンバーでやる劇が、ブロック大会の時のクオリティや勢いまで達し、それを越えるところまでいけるのだろうか。/(顧問の先生)お金は足りるのだろうか!/上演する劇の稽古をしていない今、そんな不安に苛まれているのではないでしょうか。でも不安なのは自分たちだけではありません。ここにいる全12校がそれぞれの悩みを抱えているのです。皆さんは、全国大会という1本の長い劇をともに創り上げる仲間です。さあ、今日から勇気をもって一歩を踏み出しましょう。」

 

あれから、1ヶ月近く。さあ、その待ちに待った新入部員は入って来たでしょうか。毎年この時期、よい知らせが来るのを祈るばかりです。

 

以下、大会プログラム予定原稿より

 

全国大会への道のりは長い。それは文字通り時間的な長さだ。ブロック大会から全国大会までがあまりに長い。上演校は、さまざまな悩みや不安を抱え、そして一つずつそれを解決し、乗り越え、全国大会の地に乗り込む。上演舞台の「熱さ」には、その半年間の思いが込められているのである。私たちはそれを敬意をもって見届けたいと思う。

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