先日（日曜日）、ある方の公演（現役高校生とＯＢＯGと先生のコラボ！）を観るために大阪に行った。日帰りである。その前日、函館まで新幹線が開通し、新幹線一色の日だったので、こちらも東海道とは言え、新幹線モードになって、大阪へ向かった。大阪と言っても、京都と新大阪の中間くらいだったので、京都往復とした。
公演は実に堪能した。３時間超の公演、よくやったなあ。その話はまた別の機会にして、帰りである。まだ明るければ、京都を少し観光して帰ろうと思っていたが、京都についたのは１９時頃。もう暗いし、寒くなって来たので、「このまま新幹線に乗って帰ろうかな」８０％、「いやせっかく来たから、ちょっと途中下車」２０％の感じであった。ネットで、「短時間 夜 京都観光」で検索すると、おお、「東寺のライトアップ」が出てきた。東寺と言えば京都から一駅。もっとも近い観光地かもしれない。という訳で、近鉄で一駅乗って東寺へ。すぐについてお堀の外からライトアップされた東寺を観て、写真を撮って満足していたら、「東寺、夜の桜祭り」なんていう案内が。え、まだ桜は早いでしょう、と思って、でもその入り口である別門に行ってみたら、それはもう、別世界だったのである。桜は咲いていた。そしてライトアップされた東寺。桜の木の下で、ライトアップされた桜の花と枝の向こうに見る、ライトアップされた東寺。これは今までの人生の最高の花見だったかもしれない。おもいがけない幸運に感謝。そして自分の選択、たまにはあっているんだなあ。最高の大阪日帰りでした。春休みはこれだけでいいな。
この桜の木の下にいるときは幸せだった。
