この週末、1ブロック13府県で繰り広げられたブロック大会、府県大会。紅葉が落ち始めるとともに、県大会は最終章を迎える。あとは福島県(24日~26日)、群馬県(26日27日)、静岡県(26日27日)の3県を残すのみ。そしてブロック大会は、2つ。近畿大会(25日~27日)、中国大会(26日27日)。
その前にこの週末はどこへ行ったか?もちろん千葉県大会。だって地元ですもの。それに役員だってやっている。そうだ、顧問研修会の幹事だ。大事な大事な役だ。はい、ちゃんとやり遂げました。
会場は青葉の森公園内にある。
入口の紅葉が美しい。彫刻の広場もある。
青葉の森公園はとても広い。暖かい日差しが降り注ぎ、心が和む。なるべく翌日(月曜日)のことは考えないようにする。
けっこういい感じでしょう。
舞台を仕切るのは高校演劇OBのU君。生徒にも顧問にもみんなに頼られている。
【普遍化された、ある演劇部の上演まで】
上演3時間前。まずはストレッチ。体と心をほぐす。基本はジャージだ。学校ジャージだとなおいい。
近くの公園で最終練習。周りに人が多いと、奇異の目でみられる。でも気にしないのが演劇部。あんまり大声を出すと注意される場合が多い。
1時間前。搬入口の前で待機。入れる順番、建て込み方の最終チェック。音響、照明もイメージトレーニング。
いざ搬入、建て込みへ。急ぐが慌てない。落ち着きを装うのがポイント。衣裳の上にジャージを着ているので、着ぶくれしている。時計係の先生たちのストップウオッチがこわい。
窓の裏から見る舞台が好きだ。
出番を待つ花瓶。
そして無事上演終了。
審査結果発表を待つ生徒たち。
緞帳が上がり、並んだトロフィーや盾にどよめくもの慣例だ。
そして審査結果が発表されて表彰式。
次に進む学校もあれば、ここで終わる学校もある。それでもとりあえずみんなに「お疲れ様でした!観てくれて、笑ってくれて泣いてくれてありがとう。」
ちなみに千葉県大会最優秀は、専修大学松戸高校「ハブレット」。「ハムレット」を題材にした遊び感覚あふれる生徒創作台本とその演技力にうなる。次は関東大会、東京芸術劇場・プレイハウスだ。