関東大会が始まる。(2)

関東大会が着々と近づいてくる。明日から静岡県では舞台仕込みであろうか。 さて、前の記事で関東大会は「連続しない4日間」で「お祭り気分は連続9日間」の日本一長い大会、と書いたが正確には「お祭り気分は連続9日間以上」である。関東が2週に渡らないこともある。いや、最近は2週に渡ることのほうが珍しい。多くのパターンはセンター試験をはさんでその前後の土日である。つまり「お祭り気分は連続16日間」で、人間の精神上、そんなにハイな状態は長く続けられないような期間なのである。センター試験は、受験生にとって、その関係者にとって最もハイな時間であるが、関係者でありながら演劇部顧問でもある我々にとっては、ハイとハイの間の小休止の時間であったりする。(最近新聞で試験問題を見るのがとてもつらくなった。だって字が小さいんだもの!) 時として、開催時期が大きく離れることがある。2年前の新潟、山梨大会がそうであった。例の眼鏡の縁がきらりと光る実行委員長の新潟大会である。新潟は12月のクリスマス、山梨(甲府)は1月の3週目に行われた。その間1か月弱。お祭り気分がもつわけがない・・・いや、もった。クリスマスで始まった関東大会北会場、次の南までに、年末、大みそか、元旦、新年、初もうで、はごいた、書初め、たこあげ、福笑い、新年会、成人の日、新学期、センター試験、寒波と盛り上がることが続き、その度ごとに祝杯を上げてきたにちがいない。甲府にはすでにできあがっている男たち(女たちも)が続々と降り立ったのある。
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