2026年4月より前任の黒瀬貴之先生より引継ぎ、全国高等学校演劇協議会の事務局長に就任しました、福島東稜高校の岡田篤と申します。演劇部顧問としては、これまで全国大会はもちろん、ブロック大会にも出場したことがなく、歴代の偉大な諸先輩たちに比して非常に力不足ではありますが、全国高演協の発展のために尽力いたしたいと思います。全国の演劇部の顧問の皆さまを始め、高校演劇を応援してくださるすべての皆さまのご協力をなくしてこの大任は務まりません。何卒よろしくお願い申し上げます。
さて、私は2011年に開催された「ふくしま総文」の演劇専門部の代表委員でありました。つまり全国大会の事務局でした。3年前から全国大会を視察させていただき、全国理事会や顧問研修会でその都度ごあいさつと紹介をさせていただきました。ですので、私と全国高演協や全国の皆さんとのつながりや交流はその頃からのものとなり、実はけっこう長いお付き合いとなっているわけです。
またご承知のように2011年3月11日に起きた東日本大震災の影響で、演劇の全国大会は福島県内では開催できず、香川県丸亀市で代替開催を行いました。(他のほとんどの部門は会場を変更しながらも何とか県内開催ができました。)その時は本当に全国高演協を始め全国の皆さんに助けら、多くの励ましの言葉をいただきました。ただ、私の中では福島県で全国大会を開催していないということに、どこか引っ掛かりを持っていました。しかしそれも念願が叶い、2024年3月に福島県いわき市アリオスで春フェスを開催することができ、(全国大会の予定会場であった福島市ではなくても)一応の区切りをつけたものでした。
しかし、黒瀬先生から全国事務局長の打診をいただき、相当に悩みましたが、2011年に全国の皆さんから助けていただいたご恩をお返しする時なのだろうと腹をくくり、この大任をお引き受けいたしました。昨年度の途中から副事務局長として事務局に入り、いろいろと勉強をさせていただきましたが、まだまだ分からないことが多く手探り状態の中、新年度が始まりました。慣れるまでご迷惑をおかけするかもしれませんが、何卒よろしくお願いいたします。
最後に、全国高等学校演劇協議会は1955年に設立され、70周年を迎え今年度は71周年と歴史があります。全国のそれぞれで活動していた都道府県単位の組織をまとめ上げた内木文英先生や諸先輩たちのご苦労に敬意を表すとともに、現在の困難な社会状況のもと、80年、さらに100周年を迎えるための持続可能な全国高演協を目指していきたいと思います。
(全国事務局長・岡田 篤)
