2015は「高校演劇サミット」で締めた。

新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

 

で、いきなり、2015年締めの話である。本当は12月31日に書く予定が、年の瀬の宴会の魔力に負けて、そのまま休暇に突入したのだった・・・

 

「高校演劇サミット」・・・高校演劇を、若手プロの方々がプロデュースして上演する魅力的な企画。毎回3校の学校が選出され、プロデュース&一部ディレクションを受けて上演する。ところがこの企画、開催日程が一定しない。12月にやったり、3月にやって春フェスと完全にかぶったり。で、今回は12月の末。(27日・28日・29日) 暮も暮である。しかし、行ける。なんてことを考えているうちにチケットは売り切れてしまった。

 

「高校演劇のサミット」の一番の特徴は、小さな劇場でやると言うこと。今回のこまばアゴラ劇場。100人ほどのキャパであろうか。教室2つ分の半分が舞台、半分が客席(桟敷)といった空間。実に理想的な広さなのである。以前この企画で観た「夏芙蓉」はとってもよかったものな。

 

いくら100人とは言え、3舞台×3日の計9舞台の予約が上演前に埋まってしまうというのはすごいことではないか。うれしいことではないか。と自分は予約ができなくてもそう思う。ただ観劇を諦めるわけにはいかない。2015の締めは「高校演劇サミット」と決めたのだ。決行は28日月曜日。世の中が一斉に年末休みに入る前日の実に微妙な日だ。

 

当日券入手! 1本目・都立六本木高校『墓場、女子高生』観劇。その名を聞いてTOKYOを感じる六本木高校。2本目・都立東高校『走れダメロス』 全国大会でもおなじみ都立東高校。作者もおなじみ三輪忍さんだ。予定があり、その後の都立駒場高校は観劇できず、残念でした。(今年は3校とも都立高校の出演であった。)


セリフや気持ちがびんびん伝わってくるのはいつも通り。で、今回は照明に凝ってるなあ、と思いました。天井を見上げると、ああいうのもこういうのも吊ってあって、クルクル回ったり、筋状の光線が出たり。(専門用語わからないのでごめんなさい) 小劇場で照明にも音響にも凝った高校演劇。これはかなり豪華な公演でした。

 

2015年高校演劇。しっかりと締めました。

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