なぜ気になるか。それはそうだ、6月1日からいよいよ宮城全国大会の整理券申込み受付が始まるからだ。毎年この時期はそわそわする。みんな、往復はがきを買ってくれただろうか。往診と返信の面を間違わずに書いてくれたであろうか。締切あるいは受付終了前に出してくれたであろうか。
普通の人にとっては年に1回使うか使わないかとなった往復はがき。だが、我ら高校演劇人は違う。年に1回は必ず使う。ネット予約が当たり前となった演劇公演の中で、堂々アナログ手法を貫く高校演劇。これは“古い”ということではない。毎年変わる開催県、生徒の皆さん、先生方を中心とした受付態勢、入替制のない高校演劇大会(全国大会は午前と午後の入替がある)にとっては最も合理的な入場システムなのだ。
さて、そんな往復はがき。今年は大きな変更がある。何とはがきの郵便料金が値上げとなる。なんとその額10円、つまり52円から62円だ。ナント6月1日からだ。だから往復はがきは、6月1日から104円から124円、NANTO20円もの値上げとなる。
何となんとナントNANTOの往復はがき郵便料金の値上げ。さらに“何と!”のニュースが飛び込んできた。
「日本郵便は、6月1日から使える124円の往復はがきに、印刷ミスがあったと発表した。新しいはがきは、15日から販売されているが、上の部分に本来は「郵便往復はがき」と表示すべきところを、「郵便はがき」と誤って印刷したという。印刷会社によるミスと、日本郵便の最終チェックが甘かったことが原因で、すでに1,400万枚印刷されている。印刷ミスのあるはがきも使用できるため、郵便局に残っている在庫は、そのまま販売し、正しいはがきは、6月上旬ごろから順次販売する予定。」(フジテレビニュース)
つまり
こうであったのが
こうなった、と。
う~ん、まあ実質上問題はないのだろうけど。これもとっておくといつか価値が出てくるのであろうか。
しかし1400万枚だからなあ。使い切るのにどれくらいかかるのだろう。高校演劇人が使うのはそのうちの0.01%・・・。
でも往復はがきがちょっと話題になったことは確か。さあ、皆さんこれを機会に明日往復はがきを買いに行こう。