わりとよくある演劇部の話⑨

上演が終わった。顧問にとってはバタバタと。しかし表に出ている部分は滞りなく、だ。上演が終わっても、上演直前にあった突発的出来事の対応があったりして、街に出る。朝から降っていた雨も止み、晩秋の青空が広がっていく。こういうのが好きなのである。

 

対応も無事済み、会場に戻り、他校観劇、そして顧問研修会へ。落ち着かない。やはり審査が気になる。顧問歴25年を過ぎた(途中やっていない時期もけっこうあるが)、一応ベテランの顧問でも、「ま、それ(審査)はそれで置いておいて、とりあえず公演が無事終わったことに乾杯!」なんて表面上は平静をよそおっているが、内心はヒヤヒヤ、ドキドキ、ガクガク、ブルブル、ドクドク(血流)ものだったりする。この顧問がそうだ。すでに気が小さいことは、上演時間のところでさらしている。

 

大会は2日目。3日目も5本の上演がある。さあ、どうなるか。ヒヤヒヤ、ドキドキ、ガクガク、ブルブル、ドクドクはまだまだ続く。

 

・・・ブロック大会への推薦をいただきました。ありがたいことです。8月末のきまぐれ台本変更を思い起こし、感慨にふける・・・

 

※写真はイメージです。本文の内容はフィクションかもしれません。

 

「わりとよくある演劇部の話」はこれにて終了。またタイトルを変えて凝りなく書きます。

 

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