4月の頭にはあれほど桜、桜、桜と言っていたのに、今の時期、つくづく新緑はいいな、と思う。ようやく晴れが続き、暖かくなってきたある日ある朝、学校に来たらとても木々や草花が美しく感じられたので、写真を撮った。
私が勝手に「イングリッシュガーデン」と呼ぶ中庭。昨年植えたチューリップが美しい。
来校者はほとんど「美しい学校ですね」という。確かに外を見てると心が和む。
さて、この時期、新緑とともに初々しいのが、新入部員だ。どこの部活も新入部員が入って部活動が華やかな感じがする。2月の部活動の、じっとり湿った停滞感がない。(主観) 顧問も燃える。大勢の新入部員を前にいつも以上に気合いが入る。(そして家に帰ってくたびれ果てる) 3年生もうれしそうである。すでに初々しさのない彼ら彼女たちは、新入部員に自分の若かりし頃を映し出している。孫の成長を微笑んで眺める祖父母の心境、いやいや若手に社長のイスをゆずるベテラン社長の心境か。優しい余裕の指導である。2年生はそうではない。かろうじて初々しさの残る彼ら彼女にとって、1年生はライバル。うかうかしてるとその勢いに負ける。厳しめの指導である。(空想) そんな感じでどの部活も活気に満ちている。
ある演劇部の活動風景。「夕日に向かって走る」稽古か。
さて、そして思うのは、夏の全国大会出場校の新入生入部状況である。その話は次回に。