先週は地区大会の話を書いた。そして今週は広島全国大会出場校第1号が決定した。地区大会、都府県大会、ブロック大会が入り乱れ、少しずつ全国大会出場校が決まっていく11月。いよいよ「高校演劇の秋」も深まってきた。
第1号=広島市立沼田高等学校「そらふね」(黒瀬貴之 作)
つまり、この7日(土)8日(日)は広島県大会が行われたわけだ。来年の全国大会は広島県で開催される。だから広島県大会の最優秀校が開催県枠の全国大会出場校となるのである。
広島市立沼田は、長崎大会(2013)に続き、3年ぶりの出場。だが、作者名を見よ。黒瀬貴之作品について言えば、4年連続出場となる。
2013 第59回長崎大会 沼田 「うしろのしょうめんだあれ」(黒瀬氏翻案・構成)
2014 第60回茨城大会 長野県松川「ちいさいたね」
2015 第61回滋賀大会 千葉県立松戸「CRANES」
2016 第62回広島大会 沼田「そらふね」
う~ん、これはすごいなあ。「黒瀬系の時代がいつか来ますよ」との私の予言が当たったわけだ。(これって「やっぱり!そうじゃないかと思ってたんだ」と自慢げに言うのに似てません?)
その黒瀬氏は、全国大会実行委員長。2016年、黒瀬氏は高校演劇界の「黒田」になる。
さて、来週の今日は、北海道から第2号、第3号の出場校が発表される。今年の北海道は2校のローテーション枠である。だが、それ以上に、ブロック大会第1号である北海道大会の大いなる盛り上がりを大いに期待しております。北海道では怒涛の石狩地区大会連続9日間(リハ含む)に続き、怒涛の1週間(リハ、講習会含む)のお祭りがいよいよ始まる。@北見 どこだっけ?地図で調べよう。