全国大会3週間前なのだ。

つまり、21日前である。今年の全国大会は月曜始まりである。だからぴったり3週間前なのだ。 往復はがきでの入場整理券受付も終わった。どうやら1日目と2日目は予定発行枚数を大幅に上回っての申し込みだったらしい。締め切り直前に投函した方々は、間に合わなかったかもしれない。そして、入場方法についても茨城県高等学校演劇連盟HPにアップされている。http://www.gr.ibk.ed.jp/engeki/ (こちら全国HPにも同じものを載せるのだが、ちょっと遅れているのです) つまり、入場整理券を持っている方も、持っていない方も、入場時間前に並んでください、と言うことだ。入場整理券は観劇チケットとは違う。入場時間にいなければ、整理券を持っていない方が優先される。夏の暑い中、本当に申し訳ないです。席を確保するには、並んでいただく(開場時間前に来ていただく)しかないのです。 「整理券を持ってないのですが、入れますか?」と聞かれることが多い。しかしこれには答えようがない。チケットを発券しているわけではないし、整理券持っている方が全員朝一から来るわけではないだろうし、当日来られる方もどれだけ来るかわからないのだから。ただ、ここ10年くらいの全国大会で言うと、あやうく定員オーバーと言う時も何とか収まり、だいたいはほどよい数の観客数で推移しているように思われる。たぶん、ひたちなかもそうであったらいいなあ、と思う。これくらいまでしか言えないのですまないと思いますが。 やはり席がない、と言うのも悪いし(いくらビデオ放映会場があるとは言え)、席が余っているというのももったいない。99パーセントの入りを祈るのみです。 さて、満席で本当に入れなかった時と言えば、第39回 1993/平成5年8月6日~8日の埼玉大会(浦和市文化センター大ホール)はすごかったらしい。20年も前のことである。高校演劇が世間で注目され、会場も都心からすぐ、また実力校が揃った、と言うのも一因らしい。上演記録を上げておく。 [関東〕  (群馬) 共愛学園 「凍てついた果ての夏-ボクノイルスハボクノルス-」 遊◎機械全自動シアター上演台本より ○ 〔中国〕   (岡山) 県立児島 「死電区間 II」 川村  節作 〔中部日本〕  (愛知) 滝 「ヘロヘロのホワホワ」 岡田 淳原作、滝高校演劇部脚色 〔近畿〕   (大阪) 追手門学院 「シャウト!~僕が僕であるために」 阪本 龍夫作 〔北海道〕 (北海道) 北星学園女子 「山神」 橋田志乃舞作 〔関東〕  (千葉) 船橋二和 「アニータ・ローベルの 『じゃがいもかあさん』」 アニータ・ローベル原作、今江 祥智訳、土田 峰人脚色 ☆ 〔開催県〕  (埼玉) 秩父農工 「今日もいい天気」 若林 一男作 ○ 〔四国〕  (香川) 県立高松 「少年王は夜旅立つ」 山本 恵三作 〔関東〕 (東京) 富士見 「ブルースがきこえる-オートバイに閉じこめた夏-」 西沢 周市作 〔九州〕 (福岡) 嘉穂東(定) 「必要なもの」 高野 憲義・野村由貴江作 ○・脚 〔東北〕 (青森) 弘前中央 「今、見えない声が聞こえる」 岩 間 貴子作 第39回千葉県立船橋二和「アニータ・ローベルのじゃがいもかあさん」土田峰人:脚色  「じゃがいもかあさん」 と、まあこんな感じである。私、この大会は観ていない。前にも書いたが、まだこの頃は高校演劇に関わって何年か目。自校が出る大会以外興味がなかったのだ。確か誰かに誘われたような気がするが、「暑いから」とかなんとか言って断ったのだ。(ただもし仮に行ったとしても入れなかったかもしれないが) だが、このラインナップを見ると、また、この大会の話を人から聞くにたびに、「観ておけばよかった」と思うのも本当である。演劇は、特に高校演劇は、同じものを2回以上観ることはめったにありません。やる方だって、1回にかけてます、何カ月も稽古して。だから尊いのです。「また来年でも・・・」なんて思わないで、来ませんか、ひたちなかへ。99%の観客の一人になってください!
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