カウントダウン8日前!

来週の今日はリハーサル2日目で、会議も午前に1つ、午後に1つある。県外からの役員やお客様も続々と到着し、会館は活気づき、いたるところであいさつが交わされ、街の通りを高校演劇おじさん、おばさん、おにいさん、おねえさんがのし歩く。そんな日である。 さて、60回記念企画のために、上演一覧のエクセルファイルをいろいろと並べ替えている。出場校で多いのはどこか、とか、作者は誰が多いか、作品で多いのは?とかそんなことを見てみたりする。別にそれで何をするわけでもないのだが、エクセルファイルを見るとついついそんなことをしたくなる。 そうしていると、行の高さが他よりも高い学校がいくつかある。作品名が長いか、作者名が長いか、どちらかである。ここでは作品名について書いておく。(  )は出場回 長いタイトル・・・(58)八千代 「日の丸水産(HINOMARU FISHERY)~ヒミコ、日野家を語る~」  (56)鹿追 「平成21年度北海道然別高等学校演劇部十勝支部演劇発表大会参加作品」 (58) 青森中央 「もしイタ ~もし高校野球の女子マネージャーが青森の『イタコ』を呼んだら」  ここらあたりが長い。大会が最近であることからもわかるようにタイトルは長化傾向にある。「~○○○○○○~」と副題を付けることもずいぶん前からであるが、多くなっている。 そしてその分タイトルは長くなる。 (59)八重山 「0(ラブ)~ここがわったーぬ愛島(アイランド)~」 (38) 城北 「NOISY MINORITIES-冗蔔高校演劇同好会始末記-」 (41)山形南 「ゆうたっちょの中学生絵日記 ~長岡大花火大会バージョン~」 (32) 京華女子 「その後の桃太郎 PART II 鬼ヶ島再再(ごにちのごにちの)桃太郎」 かく言う私も、(48)薬園台 「桜井家の掟 ~The Rules of the Sakurais~」  (49)薬園台 「Leaving School ~振り返ることなく、胸をはって~」と立て続けに~系の副題を付けた。今上演許可願に、副題まで書いてくれる学校はほとんどない・・・(いや、副題なしでけっこうですよ) そんな長いタイトル群の中で、逆に短いタイトルは際立つ。(59)丸子修学館 「K」はその効果を狙ったかのようなすっきり感。昔は短いタイトルが多かった。(4) 愛知淑徳 「旅」 (9) 嘉穂(定) 「壁」 (10)県立尼崎 「絆」 (28)日大鶴ヶ丘(33)高知追手前 「柳(りゅう)」 このすっきり感、しかもタイトルが短いとイマジネーションが沸くではないか。 シンプルなのもいい。(39)嘉穂東(定) 「必要なもの」・・・これいいなあ。(55)前橋 「そばや」・・・そばのシンプル感とあいまって効果絶大。「そばや系演劇」(私が命名しました)の元祖。 おいしいタイトル・・・(49)四日市西 「しこみ ~おいしいラーメンのつくりかた~」 ちょっと怖いタイトル・・・(39)県立児島 「死電区間 II (デッドセクションツー)」 (44)安曇川 「割腹自殺(仮) (かっぷくじさつ かっこかり)」 叫んでいるタイトル・・・(63)三島南 「うおーっっ」 困ったタイトル・・・(50)作新学院 「超正義の人」 本当は超を○で囲まなくていけないのだが、これがけっこうめんどう。 いきなり観客をだます、大胆不敵なタイトル・・・(56)中央大学附属 「(急遽演目を変更いたしました)」 いかすタイトル・・・(57)前橋南 「荒野のMärchen(メルヒェン)」 ロマンチックなタイトル・・・(29)小倉商業 「時代は、セピア色した写真の中に」 (46)県立石川「そして夕日は、いつかぼくらの放課後を照らす」 観る意欲を大いにそそるタイトル・・・(45) 阿波 「甘い誘惑 -はじらい乙女のはらわた物語-」 ストレートなタイトル・・・ (26)カリタス女子 「創作劇のつくりかた」  (36)八戸北 「演劇とはなにか…」 極めつけ・・・(22)筑紫丘 「お芝居に題名がいるだろうか」
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