中学校演劇全国大会

中学校の演劇部にも全国大会ってあるんですよね。前から聞いてはいたのですが、機会がなく。で、今年は東京が会場というので、1日だけですが、行ってみました。(22日) 場所は調布。あまり行き慣れないところ。でも新宿から京王線特急で20分もかからなかった。やはり東京は便利だ。

 

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正式名称は「全国中学校総合文化祭第15回東京大会」。中学校にも高校文化連盟に相当する、全国中学校文化連盟という組織ができて、総合文化祭形式でやっているのですね。これも高校と同じ。だから大会には演劇以外にも吹奏楽、郷土芸能、合唱、ラジオ番組、テレビ番組、ハンドベル、クラリネットアンサンブル、チアリーディング!も参加していて、なかなかバラエティ豊かなのだ。会場は、調布市グリーンホールと調布市文化会館たづくりで、隣り合っている。やはり東京は便利だ。展示部門もあるぞ。美術工芸部門、書道、科学、技術家庭、新聞、トルコ共和国特別招待作品!なかなかの充実ぶりである。

 

 

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演劇上演の多くが行われている、「調布市文化会館たづくり」へ。たづくり・・・気になる名称だなあ。会館は現代風。どこにも「田作り」の雰囲気はない。会館HPの名称の由来についての回答・・・「一般公募で決定。調布らしい言葉ということで選ばれました」・・・わからないなあ。もう少しネットを調べると・・・「その昔、手織りの布を調(税)として収めていたことが調布の地名の由来とされており、調布と書いて「たづくり」と読んでいたことから命名」・・・おお、そうかわかるわかる。でも「調布」と書いて「たづくり」と読む?やっぱりわからないなあ。

 

頭をひねりながら、受付に。いつもシアター1010のサマーフェスティバルで足立区の中学生を束ねてくれる先生が案内にいた。ほっとする。明日はシアター1010でリハーサル。明後日は1番で、足立区中学合同公演。よろしくお願いいたします。

 

受付には、生徒の皆さんの先生方が。お揃いのTシャツを着て出迎えてくれる。このあたり高校演劇の入り口と同じ。滋賀で実行委員会と大分豊府の、ブルーのTシャツを見慣れてしまったので、オレンジが新鮮である。

 

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カメラを向けるとすぐにポーズをとってくれるノリがいい。彼はきっと高校演劇をやる。

 

さてこの日の上演は4本。北海道は札幌から、岡山から、そして千葉、埼玉と。やはり全国大会ですね。いじめがあり、福島を扱った作品があり、高校演劇の定番「あゆみ」がありました。福島の作品の作者は、今回全国大会で審査をしていただいた篠原久美子氏。上演校は、劇中の選曲についても篠原さんに相談したそうですよ。えらい!あと、よく高校生女子が演る、小学生男子。あれ、中学生女子だともっとうまいね。よりリアルだね。あたりまえだけど。

 

高校演劇の大会に行くのと全く変わらない調布の1日でした。

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