とまずはこんな写真から。
昨日も書きましたが、本日本校の野球部の、夏の千葉県大会初戦でした。170校の高校が参加する千葉県大会。かつては野球王国千葉として全国に名を馳せた千葉県。今でも甲子園への道は険しく激戦ですよ。
ここは主に高校演劇全国大会を扱うところですが、他の部活動、特に運動部系の大会にかける姿を見るのも、刺激になっていいと思うのですよ。だって、高校野球(だけじゃないけれど)、地区大会の初戦から、汗と涙の感動ストーリーじゃないですか。
特にこの6月末に、「もしイタ」をやったので、今年は高校野球に興味があるのです。いやあ、楽しかったなあ、「もしイタ」。震災のドラマはつらいけれど、それを超える楽しさ。野球の話なので、ボールも投げられない、素振りもできない、どう見ても野球とは縁のない生活を送ってきた素直な部員たちを連れて、野球部の練習や練習試合を見に行ったり、監督やコーチにボールの投げ方(フォーム)を教わりましたよ。ベンチで見ていると、速い球はホントに「シュッ」という音がして感動したりして。チェンジごとに全速力できびきび動く動作にも感動したりして。
そんなこんなで、女子も少しずつ様になってきて、「よし、これは1回の上演ではもったいないから、公開リハーサルやろう」と校内でやったら、今度は野球部が全員で観にきて、生徒のみならずとても緊張したりして。
今回は部員が36人になった記念に「全員出る」を目標に創りました。しかも照明、音響ありです。だから照明、音響を3~4人態勢にして、本番中も入れ替わり立ち替わり、オペレーター席と舞台を行ったり来たり。ある時間音響席には誰もいなかったりして。そんな綱渡りのような公演。楽しい、楽しい(私はね)。野球部、相手の野球部、応援団、チアガール、ブラスバンド、いろいろ出るので、その人員配置は全部3年生がやってくれました。頼るべきは3年生ですね。
それはそうとバッティング(のふり)が様になってきた女子たち、バッティングセンターに行って練習したとか。えらい。広島の劇をやるのに、実際に広島に行った生徒もいた。そういうのえらい。
野球の試合に戻ります。というわけで、毎年試合には行くようにしているのですが、今年は感謝の意を込めて、球場に行きました。ところがちょっと困ったことが。対戦相手が、家族の一人が通う学校なのです・・・。むむむ。野球部ではないですが・・・。ただよく見慣れたスクールカラーのTシャツで揃え、よく聞きなれた応援歌で応援されると、身内のように感じたりして・・・。
で、結果。負けました。3年生部員、これで引退です。お疲れさまでした。自分も全国大会に向けてますます気持ちが盛り上がりました。ありがとう。