カウントダウン大会9日前!

もう来週の今日は、リハーサルが始まっている。こちらも当然茨城にいる。やることは多い。焦る。上演校はもっと大変だ。きっとこの3連休で仕上げしようと、稽古に相当な熱が入っていることだろう。暑い上に熱い稽古場。ご自愛を。 だが、中には、地区大会の作品を同時並行的に創っているところもあるようだ。そうなのだ、県によっては夏休みに入ったこの時期に地区大会、8月に県大会というスケジュールのところもあるのだ。それは本当に大変だ。全国の劇はレベル上げたいし、地区だって手を抜けない。だって地区で終われば、もう来年の滋賀全国大会への切符はなくなるのだから。せっかく全国大会に行くのだから、やはり地区から選出された喜びをもって行きたいと思うだろう。 1日2本同時稽古。しかも役者はけっこう重なっているだろうからこれは大変だ。もし作者・演出も同じなら、大変の5乗だ。さっきから大変だ、大変だ、しか言ってないが、大変なものは大変なのだ。全国大会用の劇は、いろいろ変えたいところはあるだろうが、ほぼ完成している。あとは稽古を積むだけだ。しかし、地区大会用の1本・・・しかもそれが創作作品なら暗中模索の手さぐり状態だろう。創作作品の初演ほど怖いものはない。 しかしある意味、充実ですね。一本は完成形、もう一本は未完成形。大人になった芝居とまだ子供の芝居を1日のうちに行き来する日々。子供の芝居やって「こりゃダメだ」とショックを受けた後に、大人の芝居で癒され、自信をつける。大人の芝居をやってマンネリを感じた時に、子供の芝居の新鮮な面白さに笑い転げる。そこに、大人の芝居へのヒントを見つけることも多々あるだろう。大人の芝居は熟成し、子供の芝居は成長していく。きっと大人と一緒にいる方が成長は早いだろう。だから地区大会では大人になってはいないが、年で言えば17、18歳くらいの、若くて勢いのある、でもちょっと大人びた芝居ができるのではないだろうか。 そう信じて、この大変な1週間を過ごしてもらいたいものである。
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