優秀校東京公演終わる、二学期始まる。

ああ、ようやく土曜日。国立に4日間通って、9月1日月曜日始業式、火曜日から授業の1週間。ようやく週末、ほっとする。やはり非日常の劇場から日常の学校に戻るのに全く間がないのはつらい。学校の先生に戻るためのホップ・ステップ・ジャンプ期間もなく、いきなりジャンプ状態で授業に突入した。しかし、1時間も授業をやると、すっかり体は1学期と同じように戻っているから、不思議。学校の先生が体にしみついているのだなあ、とちょっと複雑。だが、まあ、いよいよ日常なのだ。さあ、夏休みは終わりましたよ、日常ですよ、きちんと生活しましょう、朝は早く起きて、夜は早く寝て、本を読み、勉強もして、体も動かして、日常に感謝しながら生きましょう、とまるで生徒に言っているようなことを自分に言い聞かせつつ、やっていく。 と、そんな今日の午後、あの非日常の茨城の夏を思い出させる番組が放映される。

「青春舞台2014」 NHKeテレ                                                     放送日時: 2014年9月6日(土) 午後3:00~午後5:00(120分)

茨城全国大会のドキュメンタリーと最優秀作品「女子高生」の放映です。観てください。これが、2013年産高校演劇の総決算です。 で、本日は国立劇場優秀校東京公演のまとめをしていないので、それを少し。 よかったですよ、4校の上演。国立になると全国よりもぐっとよくなる部分がありますね。青森中央、今や高校演劇で最も知名度と移動度の高い学校ですが、お客さんを呼び込む力もすごい。例年、郷土芸能の和太鼓が終わると満員のお客さんが減って、演劇の時には入りやすくなってくやしい思いをするのですが、今年は違いました。お客さんの居残り率も高く、また演劇から入ってくる方々も多く、演劇トップバッターの青森中央の時にはほぼ満員。そして満員の観客、広い国立の舞台に全く負けることのない、力強い演技とメッセージ。大拍手。青森中央効果か、今年は土日とも演劇の入りは上々。滝川二高、青中とは一転、4人の少人数芝居、実質二人芝居の会話劇。しかし、抑えながらもセリフがきちんと客席に届き、大いに受ける。うれしい。幕切れのさわやかさに大拍手。終演後のインタビューでは先生役の男の子の老け具合?に話題集中。しかし、何と言ってもこの劇を引っ張り支えたのは、「主演女優」の「空ちゃん」でした。2日目、北海道大麻高校。北海道から2学期の授業を抜けて来たんだね、国立に。どうも学校名が先行して話題になるようで、舞台裏でも、よく確認されてました。「おおあさこうこうですよ」 教室劇でありながら、笑いの少ない劇で、かつ答えの出ない内容だけど、国立のお客さんはぐ~っと入り込んでました。夕日の入り込む教室の美しいこと。大拍手。終演後、もうひとつのうれしい賞をもらっていました。さて、優秀校東京公演大トリは、久留米大附設。がんばれ。幕開きの音楽からすでに手拍子が。こうなるともうもらったものです。だって、「女子高生」なのだから。あのおもしろい転換も手拍子が。もうもらいましたね、だって、「女子高生」なのだから。大拍手。福岡からお疲れ様。附設は3年生は部活やらないそうなのですが、しっかり残っていましたね。いい顔でした。女子高生以上に。受験勉強、がんばってください。 さて、今年は初めて、4日間国立に通い、リハーサルもところどころ観て、受付案内も少しして、この国立劇場公演の様子がよくわかりました。今までは表からしか見ていませんでしたので。で、一緒にやる郷土芸能、日本音楽の出場校とも話をし、郷土芸能部門、日本音楽部門の先生方とも関わり、オープニングのダブルダッチやマーチングに感動し、なかなかこれは25回続いてきたこともわかるぞ、とうんうんうなづいたのでした。演劇、郷土芸能、日本音楽、そしてオープニングがあっての国立劇場優秀校公演なのでした。 IMG_20140829_125854                    郷土芸能:岩手県立岩泉高校リハーサル IMG_20140829_132714                                千葉からは千葉県立八千代高校和太鼓「鼓組」が登場(リハーサル)。千葉及び家族の関係する学校で、親しみが沸く。 IMG_20140829_175242                               おなじみ「女子高生」(リハーサル) 制服を脱ぐ日も近い。 IMG_20140830_121932                                                    今公演は第25回記念大会。同じようなこと、ひたちなか(第60回全国大会)でもやりましたよね。あっちでは記念ビデオ上映もしました。(と威張る) IMG_20140830_122353                                    これが第1回のプログラム表紙。簡素だ。 IMG_20140830_122612                                     第2回表紙。国立だ。 IMG_20140830_122630                                ひたちなかでは用意できなかった「楢山節考」(船橋二和)のカラー写真。ここにあったか。 IMG_20140830_122648                             ひたちなかでは、載せたくても見つけられなかった「流氷とけて」(竹田南)の舞台写真。ここにあったか。 IMG_20140830_122731                             茨城総文マスコットキャラクター「ふれあちゃん」も国立にやってきた。 IMG_20140830_122941                           いよいよ開場。 IMG_20140830_122946                              早速人気者。でも階段の登り降りは苦手らしい。 IMG_20140830_125059                               第25回記念「点茶コーナー」 お抹茶サービス、おいしかった。
タイトルとURLをコピーしました