4月1日に思う

2018年4月1日である。年は変わらないが、年度が代わった。高校演劇も2018年度のスタートである。

 

まず4月7日(土)8日(日)と、本年度全国大会開催会場、長野県上田市のサントミューゼで「出場校打合せ会」がある。それが終わると、各校では新歓公演をやったりするだろう。5月や6月には、地区発表会などがあるかもしれない。夏に突入すると、いよいよ第64回全国高等学校演劇大会(第42回全国高等学校総合文化祭(信州総文)演劇部門)の開幕である。これは8月7日(火)8日(水)9日(木)の日程。2週間後の8月25日(土)26日(日)には、東京・国立劇場で「優秀校東京公演」がある。そうこうしていると夏休みが終わって多くの県で地区大会が始まる。一部ではすでに6月から始まっている。10月になれば都府県大会、11月には北海道ブロックを皮切りにブロック大会が始まり、1月の関東ブロック大会まで続く。そして瞬く間に3月の春季全国大会へ。今度は愛知県豊橋市のPLATだ。

 

ああ、もうすでに1年先まで見てしまった。きっと振り返れば短い2018年度なのだろう。しかしこの1年は自分にとって特別な1年だ。これまで5年間やってきた、全国高等学校演劇協議会事務局長としての最後の1年だ。任期満了なのである。今日からやることが全て最後、最後となっていく。うれしくもあり、さびしくもあり・・・。いやいや感傷にひたってはいられない。「もしかしたらあるかもしれない演劇部」とともに、2足のわらじを履いて怒涛の1年を過ごすのだ。いつになく、気合いの入る4月1日。きっと昨日も含め、部活が休みだからだろう。だが昨年からの積み残しの仕事はまだまだ終わらない。ふと今年最後の花見をしに、散歩に出かける。

 

 

家から車で少し行ったところにある小川沿いの桜並木。

 

 

延々と続く。だから延々と歩く。

 

  

散歩する人、ジョギングする人、バーベキューの準備をしている人たち、家族連れ、カップル、みんな幸せそうである。そして自分も幸せ気分。いい4月1日を過ごした。決してエイプリルフールではない。

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