福島の地区大会に行ってきました。正式には「福島県県北高等学校演劇コンクール」ですね。福島県は５つの地区に分かれているそうで、その中の一つ、県庁所在地福島市を中心とした地区です。
１１月は、毎週週末に大会へお邪魔する予定を組んでしまいました。地区大会も県大会もブロック大会も。その第１週目が福島でした。
福島って近いですね。新幹線で上野から９０分足らず。確かに仙台まで２時間弱で行ける時代。東北は近い。しかも地区大会会場も駅から近い。徒歩５分。旧市街と思われる趣のある地区にどんと建つ、「福島テルサ」。ビルです。複合ビルです。この中に劇場があります。県北地区では常にこの会場を使っており、会館スタッフとのつながりも強いようです。こういう心強いホーム会場、いいですね。
朝日に輝く「福島テルサ」ビル
街中も紅葉が。福島はすがすがしく、落ち着きがあり、そしてにぎわっている街でした。阿武隈川も流れ、自然も豊か。
ポスターやチラシも作っていました。
地区大会に行っていつも思うことは「あたたかい」と言うこと。ここもそうでした。すべての劇を観終わると何とも言えない、じんわりとした温もりを感じます。みんながんばったなあ、と。
その中で、今演劇が大好きで大好きで仕方ががない、稽古もきっとあれこれ閃いてはワイワイやっているのであろう集団、そしてそれを引っ張る、作・演出・主演の才気あふれる高校生に出会えたことも幸運でした。「これぞ、高校演劇！」 うれしかったな。
