「また来週ね」と言ってさいたま会場は閉幕した。

関東大会さいたま会場が無事に、そしてたくさんの感動をもって終了した。何人もの方々と「また来週ね」と言って別れた。関東の人たちだけでない、その中には広島の人たちもいる。やはり広島人は「酔狂」なのである。

 

関東大会のいいところ、「また来週ね」と言えるところ。これが、他のブロックだと「また来年ね」となるだろう。だから関東大会の前半終了は寂しくない。ホットホットなまま、5日間を過ごし、またホットな週末を迎える。9日間のホット、お酒で言えば熱燗である。特にこの中5日間は、本校3年生のために予餞会で職員劇の稽古と本番をやった。だから、ホット、ホッタ―、ホッテスト状態で週を過ごしている。少し関東大会で熱を冷まさないと・・・(?) 楽しいですよ、職員劇。皆さまもどうぞ。演劇部顧問の力を見せる時です!でも、それはまた別の機会に。また、2週目の関東大会が終わった後のかなりの寂しさも来週に。

 

では関東大会さいたま会場。会場はあの「彩の国さいたま芸術劇場」である。おおー!北会場の関東大会は5年に一度ここで、埼玉県大会は毎年ここで行われる。おお、何と贅沢な埼玉県。最寄駅は、埼京線与野本町駅。おおー、武蔵野線を使えば千葉から近い!朝7時半に家を出て、9時前に余裕で到着。おおー(しつこいので)Oh! 開場30分前、人が並んでいる。どこまで並んでいるのかと列の後方をみたら、ずっと先まで。そして道路の手前で折り返している。5年前は朝一からこんなにいなかったよなあ、と高校演劇人気上昇中と解釈する。

 

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それにしてもこの数全員入れるのか、と不安になる。満席だけど全員入れた、というのが、私の都合のよい理想。だが、やはり上演1本目から入場制限状態。入れなかった方々が、次の上演の空席を求めて並んでいる。う~ん、申し訳ない。そしてこの入場制限、両日とも続いたのである・・・。関東大会さいたま会場大入り満員。Oh!

 

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さて、この日は午後から全国的に雪になると、天気予報で大々的に警戒を呼び掛けていた日である。それにもかかわらずこれだけ人が集まったのもすごい。特に埼玉県は東京と同様、その週の月曜日に雪がつもり交通機関が大混乱した。芸術劇場のそばにも敷地にもまだ雪が残っている。会場内にかさをもっている方がいるのもそのためである。予想通りだと、この日の最終上演の、おお!7本目が終わって外に出ると、雪が積もっていて、その雪の中、顧問研修会に出かけることになる。まあ、それもいい。雪の道を歩きながら、観てきたばかりの熱い劇の話をしよう。そしてその通り、こちらに少しも休ませることなく、熱い劇が続いたのある。

 

 

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2日目。結局雪は降らなかった。しかも空は快晴。いいではないか。予報がはずれて怒っている人はあまりいないだろう。快晴なんだから。きのう残っていた雪も解けだした。

 

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埼玉のマスコットキャラクター「コバトン」登場。登場して2日間ずっといた。中にいた人は、途中楽屋で休んでお茶を飲んでいたのだろう。会いたかった。カメラを向けると、「やあ」とあいさつしてくれた。ちょっと照れる。

 

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2日間、計12本の上演も無事終了。いやいや力作かつレベルの高い大会でした。「近年稀にみる」という冠をつけてもいいかと。もちろん芸術劇場という場も(人も含めて)、そのレベルを押し上げているのですが。

 

また、今回劇を観ていて、自分は男子校または男子が多い部の劇がグッとくるなのだな、と思いました。前橋高校や川越高校、新潟工業高校も。中国大会の岡山工業と松江工業。中部大会で観た暁高校。昨年度だったら、栃木大会で観た真岡高校も。2年前の全国に出た桐生高校も男子校でした。関東には、埼玉県、栃木県、群馬県と昔ながらの男子校、女子高が残っており、男子ならではの、体を使ってギャグをやる、ギャグで押しまくるその姿に私はグッとくるのだ。これは、職員劇で若い男の先生が見せる演技につながるものがある。前橋高校はこれに歌も入れて(しかもうまい!)、男子ならではの繊細さ(?)も見せていたのでなお心に残りましたね。

 

そんなわけで、今日から関東大会南会場のリハーサル。会場は、前に記事にした、一両編成の東鉄道竜ケ崎線に乗っていく「龍ヶ崎市文化会館」。土曜日、「やあ、またよろしく」と会いましょう。

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