国立劇場の夏、そして2016年高校演劇が大団円

  

今年の国立劇場・優秀校東京公演のテーマは「伝える」だった。第28回。

 

演劇部門リハーサルトップは秩父農工。国立常連に見えて、実は2回目の出場だ。大人数を束ねる舞台監督生徒が頼もしい。

 

こちらは沖縄・向陽高校。本番で花開いた。昨日修学旅行の文書作りのために地図を見ていたら、南部に向陽高校を見つけた。うれしかった。

 

 

茨城・日立第一の青柳祭。この看板の正確さと言ったら。ところで、この劇の主人公の男友達って、女の子が演じていたのに気づいただろうか。私は関東も全国本番も当然男の子がやっているものと思っていたが、全国終了後、何気なくプログラムを見ると、そのキャストを演じる生徒の名前が、どうも女の子の名前のような。そうであるならば、しかとリハーサルで見極めようと。リハーサルなら、準備とか、段取りを確認している時に、女の子っぽく振舞うのではないか、と。ところがどうもそのようなそぶりは全く見えない。顧問の指示にも完全に男子高校生として対応している。「うん、女の子の名前のような男の子なのだ」と納得させて、念のために顧問に質問。その顧問、あっさりと「女の子ですよ。」「え?」「〇〇、ちょっとこっち来て。」〇〇が来る。「カツラ取ってみて。」「は、カツラ?」〇〇がカツラを取ると、長い、腰まで届くような髪がど~んと。その瞬間、その子が急に女の子のように言葉使いも仕草もなったのにさらにびっくりしたのでした。う~ん、最強の女の子演じる男子高校生役だな。

 

リハーサル、本番オオトリの東播磨高校。セットが気に入られて、アルプススタンドに座ってみる方々続出。

 

  

階段の上り降りの確認は大事。

 

   

今年も大入り満員。

 

国立最後の公演が終わって表彰を受ける、東播磨。お疲れ様でした。

 

「中屋敷法仁だって、高三の夏に『贋作マクベス』を書いたんだ。」

 

そうそう、そうだ。やる気を出させるセリフ。

 

 

今年は、皇居一周歩いてみた。(走らない)意外と早く回れた。

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