秋が始まる

ちょっと早くないか！ いやいや、全国大会も終わったし、夏休みもあと２週間だし、朝晩少し涼しくなったし、お盆の休みも終わったので、もう秋ですね。秋でいいや。あんなに、夏、夏、夏！全国大会！茨城県！ひたちなか！と騒いでいたのに、変わり身が早いのである。（そう、心の中ではもう、「滋賀、滋賀！琵琶湖、琵琶湖！」と叫んでいる・・・うそ、うそ、忘れていませんよ、茨城県！「なめんなよ、茨城県！」はい、わかっています。） さて、秋は高校演劇にとっては夏が終わって寂しい気持ちとは全く無縁である。秋はまさに「本年度作品収穫の秋」である。つまり全国大会は「前年度作品の集大成大会」ですね。これが終わると、いよいよその年度の新作を創り始めるのである。だから芝居創りが佳境に入る秋は、燃え盛る夏のようですね。いや、芝居創りのスタートと考えれば、春なのかもしれない。何か、よくわからなくなってきたが、とにかく高校演劇大会に向けて始動するわけですよ。 いやいやいや、これもちょっと説明が要る。全国は広いのである。もうすでに地区大会が終わっているところもあるし、それどころか県大会が終わっているところがある。（愛知、岐阜、三重、石川）　今月の終わりから9月の頭にかけて地区大会をやるところも多い。あの茨城県だって、もうすぐ一斉に地区大会とのことである。お疲れ様です、茨城県。（ね、忘れてないでしょ）　こういったところはすでに始動は完了しているわけです。 そのような始動、あるいは始動完了を前にして、本日私は、東京は足立区北千住のシアター１０１０（「せんじゅ」と読む）に来ている。明後日２０日（水）と２１日（木）に開催される「関東高校演劇サマーフェスティバル」の実行委員メンバーの一人なのである。私の場合、今や完全に名ばかり実行委員であると「堂々と」言える。ただそう開き直って何もしないで、ダラダラしているのも悪いので、一応ここで宣伝して仕事にしておく。詳細はこちら→http://kokoengekisummerfes.web.fc2.com/　みなさん、お時間がありましたらお運びください。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　扉の向こうの幸せそうな実行委員控室。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　中へ入るとやっぱり幸せそうだった・・・この雰囲気が人を引き付ける。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　舞台では、スタッフの皆さんによって着々と準備が。夕方まで仕込みです。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　開幕2日前の午前中のロビー・・・まだ誰もいません。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　搬出口から舞台に向かって、緊張感なく写真を撮る、緊張感のない時間（私だけ）・・・午後からリハーサルの上演校がどんどんやってきて、活気に満ち始めた。いよいよサマーフェスティバルの始まり！あ、やっぱりまだ夏か。