優秀校公演、大盛況で幕。

優秀校公演も終わりました。高校演劇の夏、終わりました。 秋です。気候も秋っぽいです。しかし島根県の方では豪雨だったそうです。お見舞い申し上げます。 しかし、きのうの優秀校公演二日目。よかった~。もちろん、オープニングもいい、日本音楽もいい。郷土芸能もいい。でも何と言っても演劇がよかった。客席が応援団と化したかのように盛り上がりまして、つまりそれは、舞台がそれだけ素晴らしかったということで、伸び伸びと演じているから気持ちがよい。「沖縄県立八重山高校」のアナウンス後の、観客の期待を裏切らない、音楽と踊りのオープニング。内容も八重山地方の地元ネタ満載、時に社会問題、政治問題に果敢につっこみ、でもちゃんとオチをつけ、後半祈祷師(?)の女生徒が引っかき回し、引っ張りまくる荒唐無稽さに観客大受け。踊りの披露にまるで郷土芸能の発表のように手拍子。そして誰もが幸せになる大団円、さらにヒーローショーになぜか感涙の方々も多かったのでした。沖縄が終わると今度は北海道(すごい組み合わせ)。北見北斗の落語の高座が国立の舞台にフィット。落研の青春ラブストーリー、役者たち、舞台で大いに弾ける。生徒会の女生徒が、本命チョコを渡すシーンは予想通り大喝采。東京代表の成蹊だって負けてはいない。主役の30年前の高校生を演じる生徒は、まさに30年前の高校生そのものではないか。あの髪形も。ベストテン、懐かしい。 と言うわけで、今回長崎大会の4校には、「全12校の代表として上演してほしい」と伝えてありました。で、その通り、4校は長崎大会の香りを存分に国立に運んでくれました。ありがとう。そしてもしかして地区大会が迫っているのかもしれない。う~ん、(小声で)「がんばれ」。 国立劇場に来ていただき、高校演劇を観てくださった方々、本当に暖かく観ていただきありがとうございました。今日から、いやもうすでに、25年度産高校演劇の栽培が始まっています。今秋もさまざまな作品を味わっていただければ幸いです。 CA3A0006  CA3A0007 CA3A0010 CA3A0008  CA3A0009 お揃いのTシャツを着て、帰る観客たちにあいさつをする八重山の生徒たち。たくさんの方々からねぎらいの言葉をかけられていました。八重山はこの日はもう1泊です。それはそうだ。
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