よいお年を!(1)
と書く日になってしまいました。12月31日。最近はあまり特別に感じることもなくなってしまった・・・。だって近くの大型スーパー(本当に近い)は今日も朝から夜まで元気に営業、明日元旦も朝9時から元気に営業ですもの。元気だ・・・。だから正月の準備も、散らかった部屋の片づけも、車のそうじも、もう何だか明日でいいかなあ、とぶったるんでます。
と言うのも、先週はまた行って来ましたらねえ、ブロック大会。しかもはしごで3大会。気合いが入っていた分、終わった後の疲労度も高く、ここ2、3日ダウン状態でした。
ところが、いつもお世話になっている某速報ブログに、本会が主催する「高校演劇2万人アンケート」の記事とともに、当ブログの紹介が! おお~、こんな高校演劇関係者なら誰でも利用するような、超メジャーな(高校演劇尺度で)ブログで紹介されたら、この超マイナーな(一般尺度で)ブログの閲覧が一気に万単位で増えるのではないかと、ありえない想像をし、気持ちが盛り上がり、やはり年内に年内のことは書いておこうとパソコンの前に座ったわけです。
紹介記事には「全国各地の大会の様子が詳しくレポートされていますよ」なんて書いてありますが、ごめんなさい、詳しくないのです。とりあえず行ったよ、の記録なのです。
で、先週は25日(水)から始まりました。この日から始まるのは四国大会と中部日本大会。四国は2日間、中部日本は4日間の日本一最長期間大会です。いろいろ考えてまずは四国大会にお邪魔することにしました。場所は愛媛県松山市、飛行機の案内版には松山(道後温泉)なんて書いてあったりします。え、あ、いや、その、道後温泉に惹かれて四国大会を選んだわけではありませんよ。いや、もちろん、いや、たまたま道後温泉には泊りましたが、それがメインの目的ではありません。いや、サブの目的でもありません。山に登ったらたまたま雷鳥に出会った、と同様に松山に行ったらたまたま道後温泉があった、と言うことなのです。
松山は初めて行きましたが、一目でいい町、美しい町、と感じました。松山城のお堀のあたりもいいですね、県庁の建物の美しく歴史的なことよ、そしてレトロで便利な路面電車。長崎を思い出します。いい町にはお城(城跡)があって、路面電車が走るということか。観光用に「ぼっちゃん列車」って言うのが走っていて、その乗務員が2人の若い男子。走っている時もすっとデッキに立っていて、これがかっこいい。路面電車は伊予鉄道が運行しているのだけど、伊予鉄道の方々は、電車もバスも路面電車の方々もみんな親切でちょっと驚きでした。
で、四国大会。松山市内の「ひめぎんホール」で開催されました。愛媛県民文化会館ですね。「ひめぎん」は愛媛銀行でしょう。ホールは2つあって、四国大会はサブホールです。コンパクトですが、高校演劇にはちょうどよい広さです。この四国大会、実は今年度は2校、全国への代表校を出せるのです。9分の2ですから、これはかなりの確率ですよ。2日間、全ての劇を観ました。九州でも感じましたが、どこもいい。もちろんブロック大会だから当たり前かもしれませんが、どこも全国でお見せしたい。そこを各校を比べて順位をつけると言った過酷な作業は審査団に任せてしまいます。こちらは、観劇後の余韻を楽しむだけです。
で、全国代表第6号、7号決定しました。第6号=愛媛県立松山東高校 「夕暮れに子犬を拾う」 越智優 作 第7号=香川県立観音寺第一高校「問題の無い私たち」久保静江+観一演劇部 作 です。これは両方とも観に茨城に来なくてはいけませんよ。ちなみに観音寺は「カンノンジ」ではなく「カンオンジ」だそうです。茨城は「イバラギ」ではなく「イバラキ」です。
道後温泉?それは入りましたよ。だって、ひめぎんホールの近くが道後温泉なのですから。オールドイングランドと言う泊った宿もよければ、道後温泉本館の朝風呂もよかった~。今思えば四国大会が絶頂でしたね。なぜならこの後、どんどん体調悪くしていきます。