よいお年を!(2)
27日(金)は、愛知県知立市で開催された中部日本大会に行きました。名古屋から30分名鉄に乗って知立駅へ。駅前に案内板などなく、とりあえずその方角に向かって歩く。本当にブロック大会が開催されるようなホールがこの先にあるのか、とかなり不安に思っていたところ、出てきました、とても立派な会館が! 知立市文化会館パティオ池鯉鮒かきつばたホールです。どの部分の名前で呼んだらいい?と質問したくなるような複合的な名称です。パティオ池鯉鮒?いけこいふな?いやいやこれで「ちりゅう」と読みます。つまり「池鯉鮒」=「ちりゅう」=「知立」です。旧東海道の頃の地名ですね。何と言う情感的な地名でしょう。そう言えば、この後向かう滋賀の南草津にも旧東海道が通っていました。ほほ~、今度の中部大会と近畿大会、旧東海道でつながっていたのですね。
人が 人が
人が・・・ついに
初見参、中部日本ブロック大会の印象は・・・「参った」の一言ですね。まず1000人は入る会場に超満員の観客。開場時にはもちろん、劇の最中にも席を求めて入口前に長蛇の列が。受付でも会場内でも愛知県の生徒の皆さん、先生方が一生懸命人をさばきます。上演前から熱気が最高潮に高まります。この熱気は全国大会を越えるものがありました。そしてついに入場制限が・・・。座れない多くの方々に会場の外に出て行ってもらう大会関係者の方々の気持ちはいかばかりか。これは読めないからなあ。満席を目指す茨城全国大会でも対応ちゃんとしないとなあ。でも入れなかった観客の皆さんはとても協力的でした。ありがたいなあ。
次に、上演される舞台のレベルの高さ。5本観ましたが、「え?みんなこのレベルでやられたらどうやって選ぶの?」と心配するくらい仕上がった舞台の連続です。超満員の観客にこのレベルの高さ。さらにさらに「第66回中部日本高等学校演劇大会」。第66回?全国は来年第60回で(勝手に)盛り上がっているのにもっと古いブロックがあったとは。そう言えば、中部は講評委員制度とか審査方法とか他ブロックとは違う独自のものを持っていて、所属県も含め独立している感がありますよね。そう言うことだったのか、中部日本。数々の驚きも体調が悪化していく要因の一つです。
で、第8号=岐阜県立池田高校 「麒麟児 -killing G-」 西野 勇仁 作 です。上演は初日でした。観ていない、残念。でも3日目の顧問研修会で隣に座った顧問の先生が池田高校でした。おお、あの時はお世話になりました。おめでとうございます。茨城で会いましょう。また、顧問研修会では、中部ブロックは、茨城、滋賀の両全国大会の大量集客のカギを握る交通の要所であると力説しておきました。東海道新幹線なら両会場はあっと言う間です。(正確にはあっと言う間ではない) さらに来年4月には北陸新幹線が開通です。「第60回記念大会」を「北陸新幹線開通記念大会」と読み替えてもいいと訴えてきました。中部の皆さん、茨城、滋賀へお出でください。
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